さようなら「北陸」、思い出のブルートレイン(最終回)
さて、無事金沢での仕事を終えた私。
実は帰りの時間を少し勘違いしていて、少々余裕がなくなってしまった。
21:30、片付けも終え、武蔵が辻からバスで駅へ。4分ほどで到着。即、大きなコンビニへ回り今宵の食事「さばずし」のハーフサイズとコロッケタマゴパン、お茶など2本を買い込んでホームへ。すでに撮影待ちの人々がいっぱい…と思いきや、さすが平日。昨日の上野駅ほどの騒ぎではない。
待つこと数分、あっさりと北陸が入線してきた。
帰りの機関車・第一走者はEF81 150号車。って、あれ?行きと同じ。そりゃそうだ、今朝乗ってきたんだもの。
今宵の寝床は、開放式B寝台の、下段。上から下に移るだけで大変快適だ。行きの列車と同様、シャワーカードとタオルセットは出発前に売り切れ。記念に買う人も多いのだろう。我が家にも1本タオルはあるはずだが、たぶん普通のタオル同様に使われている(笑)。
そして出発。22:18、定刻だ。
「ハイケンスのセレナーデ」を録るべく、静かにカメラの動画機能をセット。まだ同じコンパートメントに他の客は来ないから、気も楽だ。
サバ寿司を食べつつ、休憩。手で持ちながらでは少々食べにくく、専用テーブルのある個室がうらやましい。まもなく高岡、というところでパンも食べ終わり、食事終了。床下の機械音(コンプレッサーかなにか)も、今日は心地よく感じる。
高岡でお向かいの下段に、そして富山ではなんと上段にもお客が。他のところは上段に人はいないのに…がっかり。
(後、朝気づいたら上段の人はいなかった。夜中に車掌と話をしていたところをみると、途中でどこかの下段に変わったようだ)
富山で夜最後の放送、眠気がやってくる。
長岡の運転停車で目が覚めるが、外をちらっと見ただけでまた夢の中へ。その後、高崎で目が覚める。気づけば、携帯の電池が切れていた。慌てて、使い捨て充電器を挿す。
都内は雪、と聞いていたのでどうなることやらと心配していたが、どうやら定刻通りに走っているという。雪はたいしたことなかったのだろうか。
とかなんとか言っているうちに、6:19 定刻に上野着。「またのご利用をお待ちしております」という車掌のアナウンスが、ちょっともの悲しい。
左、やっぱり昨日と同じ、1030号車 右、ああ上野駅。どこか~に(略
左、記念撮影の人もたくさん。右、気づいたら「能登」はすでに去った後。
ということで、一足先に乗り納めてまいりました。
北陸は一番数多く利用した寝台特急。思い入れもあり、少々残念。これも時代の趨勢かとひとりごちてみる、ウスイでありました。
(了)