SHARP Zaurus(ザウルス) SL-C3000 de 原稿執筆

SL-C3000ザウルス@takahiro.com

ザ・ジャパニーズモバイル。

ザウルスと言えば、個人的にはこの表現がふさわしいと勝手に思っている。

そのザウルスの最終形態。それがSL系ザウルス、通称リナザウ。OSがLinuxであることからこの愛称がついたわけだが、一般ユーザーにとっては、非常に取っ付きやすく作られている。パワーユーザーを除けばLinuxうんぬんは全く意識しなくて済む。

さて、個人的注目点のキーボード。
実はこの手の両手でホールドして親指でポチポチ打つのがタイプのマシンはもともとあまり好きではなかった。まあ、マイベストモバイルがモバイルギア2、DOSモバギなので、それと比べられるわけはないのだが…。
しかしある時、電車で立ったまま原稿を書きたいという(もしくはせめてテキストのチェック、ちょっとした直しがしたいと思った)欲求がふつふつと沸いてきた。そんな折、ライター仲間の持つザウルスを触る機会があったのだが、じっくりいじってみると、量販店の店先で触ったときよりも、かなり使えそうな印象を受けたのだ。
そうなるともう止まらない。しばらくの間我慢していたが、結局取材帰りにたまたま寄った新宿の中古ショップで見かけて衝動買いしてしまった。

では、原稿を書いてみたときの使用感はどうだろう。
正直、足腰の弱い私では、揺れる電車の中で立ったまま原稿を書くのはきつい。それでもなんとかコラムやメルマガはかき切れるレベル。実際、1000字程度のコラムを車内で書いたことも数度。さすがのモバイルギアも、立ったままでは原稿入力には使えないし、まじめにタッチタイプするには自分の肘が隣の人に当たりそうになるの気になるから、たとえ座れたとしても通勤電車で使うには度胸がいる。
その点このリナザウは立ったままでもなんとか行けるし、座ることができればなおのことバッチリ。本当に電車で原稿が書けるのだ。思いのほか、電車の中は集中するのに向いているし。

キーも思ったより打てる。DS式(※ニンテンドーDSね)ホールディングだけではなく机に置いての両手打ちもそこそこいけるし、座って膝にカバンをおき、その上で軽く左手でホールドし、右手の指2、3本で打つという変則的なタイピング(わかりづらいな)でも結構早く打てる。
クリック感のあるキーと、キー間の隙間の大きさが、タイピングのし易さにつながっているのだろう。

ザウルスは先頃(今年春?)生産を中止したとの報道もあったが、ほぼ現役といってよいシリーズなので、オプションやサードパーティー製品、ドライバなども割合入手しやすいのもNICE。
SDカードスロットを備えているので、CFスロットに通信カードを指しても、外部メモリが使えるのもいい。(ただし、右側面にCDスロットがあるので通信カードをさすと両手で持ちづらくなるのが欠点)

慣れれば原稿書きに使えるレベルのキーボードを備え、現状入手しやすいPDAとなると、これくらいしかないのかなと思う。イーモバイルのあれや、ウィルコムのそれなどもあるが、通信キャリアとの契約がいちおう前提となるので、純粋PDAでフルキー付きとなると数が限られる。
その意味でも貴重なマシンといえるだろう。

※本稿は、ザウルスSL-C3000で入力後、メインのPCで修正したものです。これだけの文章も楽勝で書けます。自分なら。

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