読書進化論(勝間和代氏著)読後感想文

昨年末…いやもうちょっと前かな、キヨホウヘンいろいろある勝間和代氏の本を一度読まないと、と思い立ち、アマゾンであえて一番評価の割れていたものを購入した。理由は…なんだろう。面白そうだから?(笑)
まああえてくっつけるとすれば、一応三流ライターのそのまた端くれとして、著書を一冊も読まずして批評するのは良心がとがめたので。 というところでいかがでしょう。評価が割れているのを読めば、賛否両方の気持ちがわかるかな、ということで。

読んだのはこれ。↓

なんだよ新書かよ、ってツッコミはなしね(笑) 手持ちがこころもとなかったのさ。

周りの仕事仲間やら家族(というか嫁)に「ちゃんと読んでブログに感想を書く!」と宣言した手前もあり、数日かかったものの読了。読もうと思うときに限って眠くなるという(これは勝間氏のせいじゃないだろうが)状態が続き、新書にしては読了に時間を要してしまった。

■読後(読中?)第一感

なんか読みづらい。

という印象を強く抱いた。
なぜだろう、と前半部分を軽く読み返してみてわかったのだが、読点の使い方がビミョーな気がするのだ。間違いというわけではないだろうが、少なくとも自分がいままで書いてきたやり方や、ベテランの編集さん、校正さんに直されてきたイメージとは違う。

なんかこう、単漢字変換や単文節変換のワープロで書いたような感じといおうか。単純に読点が多いというわけではなさそうなんだが、ともかく違和感があった。
もしかして勝間さんは、ワープロ(パソコン)で文書を打ち込むとき、IMEの設定が句読点を打ち込んだら自動的に変換されるようになってるんじゃないだろうか(笑)
たしかそういう設定、できたよなぁ…。

■勝間氏はどこへ行く?

なんか、本の内容そのものの感想じゃないな(笑)
まあいいや、つづけましょ。

勝間さんは経済評論家という肩書きでテレビに出てたような気ももするのだが…(気だけ。あんまりテレビをみないので記憶に残ってないだけかも)、本書を読むと経済評論家っぽいところが少ないというか、なんだか某神田サン(そういえばコラボしてましたよね)やら中谷某氏っぽいっていか、そんな香りがぷんぷん。

近著のラインナップをみていても、経済評論家じゃなくて、ビジネス書作家とかいうほうがしっくりきそうな感じ。あれかな、もしかしてエッセイストとか小説家とかに進路変更しちゃったりして。というかしちゃってるのかな、すでに。

とにもかくにも、勝間さん、どこへ向かってるんでしょう。

■ここまでしないと売れないなら

内容についても少々。

彼女の言う「著者も営業すべき」というところにはある程度同感。というより出版社の営業スタイルが古いまますぎる、というのは私でも感じられること。まあ、流通形態が旧態依然としたままだからね。

それで思い出したのだが、勝間氏はディスカバリー21でデビューしたとか。なるほど合点が行く。ディスカバというと、(実は私も最近知ったのだが)東販。日販などの大手流通を通さず、自社流通で出版をやっているという珍しいところ。のはず。
そういうところでのデビューだから、「著者も積極的に営業活動を行う」というところにすんなり行き着いたのかなぁとも思えたな。

ただ、著者の本分ってナニよ、と考えると全面的に賛成はできない。出版社、書籍の営業に関しての問題提起や解決策の例示は評価するが、やっぱり著者は書籍の内容で勝負すべきと思うんだけどなぁ。彼女がよくやる、自著の評価がかかれているブログをこまめにチェックすることよりは、うんうんうなりながら文章を推敲する方に時間を使いたいからね、私の場合は。

ま、本は出したことがあるとはいえ三流ライターの私ですから、妬みや嫉みの気持ちが一片もないかというと、もちろんそんなことはないです(きっぱり)。やっぱり売れたいもんね。

でもねえ、勝間さん本人もわかってるだろうけど、これだけやってもミリオンは出せてないわけでしょ?
ミリオン出したいはずなんだよ。意識してるはずなんだよ、たぶん。でなけりゃ「総計150万部」なんてわけのわからん宣伝数値ださないでしょ(笑)

一冊でミリオンを稼げる作家。
それが勝間氏の次の目標なのかな。と勝手に想像。

まとめますと。
ここまでしないと売れないんなら、私の本は一生売れないな、ということ(笑)

■その他

本そのもののおすすめ度としては、出版業界にいる人には◎。

今現在注目されている書き手が、本の営業について語っているのだから必読級。
一般の方には…どうだろう、勝間氏の著作の中でも、ほかのもののほうがよさそう。

あと、正直「カツマー」のみなさんのコメントだのなんだのはいらんな、と思った。
なにかこう、愛用者の声を入れることで自分のブランド力を補強する的な、なんというかよくもわるくも「あざといマーケティング手法」に感じたからだ。
まるで神田氏が初期の頃にやってたマーケティング手法みたいな…。

神田昌典氏もねぇ…ピンク本とかのころは好きで読んでたし、ヘコんでいる時期でもあったので刺激になったんだけど、「人生の四季がどうの」というような占い的なこととかに関わるようになってからなんかいや~な感じになっちゃったなぁ…。
ま、これは蛇足。

以上、思うがまま記してみました。
ろくに推敲もしてないけど(と言い訳しておいて)、売れないライターの独り言ということで。

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