臼井総理です。
ちと、前の話になりますが、先週木更津市郷土博物館「金の鈴」まで出かけてきました。
お目当ては特別展です。
いやー、木更津遠かった(汗)
でも、見る価値は十二分にありましたね。
写真撮影はもちろん不可だったのですが、開催当時の新聞記事等で画像も出ていましたので、見た方も多かったのでは。
で、現地ですが。
小高い丘というか、ちょっとした山の上にありますので、着くまでに汗かいちゃいましたよ。もう秋だというのに。
で、展示ですが。
なかなかの内容でした。
目玉の風防はもちろんですが、木製増槽も初めて見ました。こんないい状態で残っているものがあるなんて。
風防は、尾部銃を外に出すための回転部分に着目しました。説明書きには「180度回転する」とあったのですが、いまいち動作イメージは湧きませんでしたが(汗)
(ここが支点のはずで、これがこう…と考えていたら、地元高校生が大勢、授業の一環で見学に来たらしくうるさくなってしまいました)
ほかにも緑十字飛行を行った一式陸攻(一式輸送機)の機内増槽や、地元学生が戦後まとめた昭和20年の絵日記?など、盛りだくさん。
戦中の史料は、戦後70年ということでたくさん出てきていますが、終戦直後の史料は意外に出ないので、その意味でも興味深かったですね。
とくに絵日記(正式名称じゃないですが)は、戦争がおわり、急激に価値観が変わっていく中で、若者たちが何を考えて、何を感じていたのかをよく表していて、いろいろ感じるものがありました。
展示そのものも、終戦直後以来だったそうですが、この貴重な史料は、ぜひまた展示してほしいものです。
ちなみに、常設展もなかなかでした。
重要文化財もたくさん。
中でも飾り柄つきの剣はよかったですよ。あと、館の名前になっている「金の鈴」ですが、地元で出土したものだそうで、思ったより小さく、精巧にできていたのでビックリしました。
おまけ
同じ敷地内に展望台が!
以上!